この塾が目指すこと   2025年

〜AI時代を生き抜くために、本当に必要な力とは〜


(1)「はじめに」


子どもたちがこれから生きていく時代は、私たちが過ごしてきた時代とは大きく変わっています。  

AIが当たり前に使われ、情報もあふれている社会。


そんな中で大切なのは、「何を、どう学ぶか」を見極める力だと私は考えています。  

この塾では、ただ勉強を教えるのではなく、"自分の頭で考えて、生き抜いていける子"を育てることを目指しています。


(2)「『考える力』は、知識という土台の上にしか育たない」


「考える力が大事」とよく言われます。  

でも私は、これまで多くの生徒と接する中で、こんなことに気がつきました。  


まず、「考えているつもり」になっている生徒がとても多いのです。  

そもそも、「考えるって、どういうことか」がわかっていない。  


そして、本当に考えるためには、まず"知識"が必要です。  

知識がなければ、考えても、ただの思いつきや勘にしかなりません。


だから、この塾では、  

・知識をしっかり理解できるように、わかりやすく説明して教える  

・繰り返しの宿題で、知識を確実に定着させる  


という、基本だけど一番大切なことを大事にしています。  

そのうえで、自分の頭で考える力を育てたいと思っています。


(3)「無駄な努力をしないために、『効率のよさ』を教える」


学校では、効率の良い勉強の仕方を教えてくれる機会が、なかなかありません。  

私はそこを、塾として補いたいと思っています。


ただがむしゃらに頑張るのではなく、  

「今、何をすべきか?」を見極める力を育てたいのです。


そのためには、例を上げると、

・自分で考えるべきことと、他人やツールの力を借りてもいいことの区別

・覚えるべきことと、覚えなくてもいいことの区別 


こういった"取捨選択の感覚"=学びのセンスを磨いていくことが大切です。  

このセンスが身についてくると、学ぶことがどんどん効率良くなっていきます。


(4)「『目的から考える』習慣を育てたい」


何かをやるときには、「なんのためにやるのか?」をまず考える。  

この視点があるだけで、努力の方向性がブレにくくなります。


目的から逆算して、必要な情報や行動にアクセスする力。  

これは、AIと共存するこれからの社会を生きる子どもたちにとって、欠かせないスキルになるはずです。  


そしてこれは、勉強だけでなく、将来の仕事の現場でも、大きな力になります。  

私は、子どもたちにその"考える習慣"を育てていきたいのです。


(5)「おわりに」


点数を上げることだけではなく、  

自分で考え、自分で選び、自分の言葉で生きていける力を――  

この塾では、それを一緒に育てていきたいと考えています。


もし、私の考えに少しでも共感していただけたら、  

ぜひ一度、教室の空気を感じに来ていただけたら嬉しいです。


(6)「塾長の自己紹介」


ことわざを使って、少しだけ自己紹介を。


私はいつも、最低でも"一石三鳥"を狙うタイプです。  

使う石も、軽くて投げやすく、それでいて、しっかり"獲物"を仕留められるものを探します。  


そして、転んでもタダでは起きません。  

人生の中で転ぶことは、誰にでもあります。私も何度も転んできました。  


でも、転んだときの視点でしか見えない景色があります。  

その中にある"素敵なもの"を、たくさん拾いながら立ち上がってきたタイプです。


そんな私の生き方は、自然と子どもたちへの指導にもにじんでいると思います。  

だからこそ、勉強を通して、そんな"視点の持ち方"も伝えていきたい。  

心から、そう思っています。